北海道での花粉症時期は、およそ3月から6月頃まで。予防も含める2月頃より戦いが始まる方が多いようです。
北海道では、花粉症の原因となる植物はシラカバが多く、同じカバノキ科のハンノキでも花粉症症状が出ます。他にもカモガヤやブタクサといった雑草や、「ポプラ並木」で有名なポプラなども原因になります。
花粉症に使えるレメディはセルフケアキットの中でもたくさんあります。
今回も一つのケースからレメディをご紹介します。
レメディを選ぶための注目ポイントも解説します!
ケース
A君は花粉症のデパートのような子で、毎年鼻水・鼻づまり・目の痒み・充血・目ヤニがひどく出ます。
高校2年のある朝、起きてくるなり「お母さん! もうどうにかしてよ!」と、ものすごく怒っています。
どうしたのかと思い顔を覗き込むと、目の中も周りも真っ赤で腫れ上り、目ヤニで目を開けるのもようやっと。鼻がつまるのに、ツーっと透明な鼻水が出てきています。
あー…、花粉症が重症化している…。
レメディを選んであげると、
朝はプリプリ怒りながら「今日は学校行かない!」と言っていましたが、30分もすると「午後から行くわー」と言って支度を始めました。
ケース(解説編)
どこからレメディを考えるのか解説編です。
太字はレメディを選ぶために必要だった情報、ポイントにはホメオパシーで考える時の言語を加えました。
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A君は花粉症のデパートのような子で、毎年鼻水・鼻づまり・目の痒み・充血・目ヤニがひどく出ます。
高校2年のある朝、起きてくるなり「お母さん! もうどうにかしてよ!」と、ものすごく怒っています。
どうしたのかと思い顔を覗き込むと、目の中も周りも真っ赤で腫れ上り、目ヤニで目を開けるのもようやっと。鼻がつまるのに、ツーっと透明な鼻水が出てきています。
あー…、花粉症が重症化している…。
レメディを選んであげると、
朝はプリプリ怒りながら「今日は学校行かない!」と言っていましたが、30分もすると「午後から行くわー」と言って支度を始めました。
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花粉症
目の中・目の周り、真っ赤
目ヤニ
鼻がつまる
ツーっと透明な鼻水
解答とまとめ
上記から、今回の場合はCham.(カモミラ)です。
今回のケースで何が一番の特徴だったかというと、
怒っていたこと
いら立つ気持ちもわからないわけではないですが、それにしたって…ですよ。こんなに激しく怒ります?
というわけで、「もう我慢できない!」のカモミラを選びました。
花粉症はたくさんの症状がありますが、病状は誰もが似たようになっています。
そんな時に役立つのがマインド(メンタル面)。
セルフケアの時にもこのマインドをカバーできるものを選ぶと、見違えて結果が変わります!
レメディを選ぶときには、変わっている症状や表現を含む全体を見ること。
これらをおさえた1種のレメディを。
セルフケアでは、実際に起きていることと本に書かれていることが統合できず、的確なレメディーに行きつけないこともあります。
レメディをセルフケアで使用するための、気軽にホメオパスに聞ける参加型の勉強会をただ今準備中です。
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