ホメオパシーが大好き過ぎてホメオパスになった薬剤師、小長谷文(こながやあや)です。

薬剤師として25年以上西洋医学、漢方医学に関わっていましたが、思うような健康に手が届かないことにもどかしさを感じていました。

心配事があると眠れなくなるのはなぜ、緊張するとトイレが近くなるのはなぜ、不安があると胃が痛くなるのはなぜ、低気圧になると頭痛がするのはなぜ、春先になるとくしゃみがひどくなるのはなぜ…

心と体のつながりは密接で、自分だけがなぜ敏感に反応して体調が悪くなる?

いくら勉強しても臨床経験を積んでも見つからなかった答えを、ホメオパシーがすべて運んできてくれました。

国内外の講師からホメオパシーを本格的に学び、現在はホメオパス(ホメオパシーの専門家)として北海道札幌を中心に個人セッションをしています。

セッションではあなたの言葉に偏見をもたずに耳を傾けること、ホメオパスである私自身が、最初のレメディになることを心がけています。

セッション後も、身体面やメンタルヘルスについて、必要に応じて状況の整理をしながらサポートをしています。

ホメオパシーsora/ホメオパス小長谷文 ハーネマンアカデミー卒業

 

ホメオパシーとは

ホメオパシーとは、生まれ持った自然治癒力を引き出すことで心身のバランスを整える療法で、18世紀ドイツで生まれました。

苦しみ(病気・症状)をおこした本来の原因は、身体にあるのではなく、心を含めた生命力の不調和が起こることにより始まります。

ホメオパシーでは、ストレスを始めとする、あなた固有の不調和に対して、自然治癒力を刺激するレメディをとります。

レメディは、創始者であるハーネマンという医師が長い年月をかけて、病気の症状とそれに対して使われる薬の関係を丹念に調べて、「似たものが似たものを癒す」という原理を発見しました。

これは、レメディのはたらきそのものでもあり、ホメオパシーの語源にもなっています。

ハーネマンは、臨床経験から心の問題と身体に現れる症状についても深く考察し、現在に引き継がれています。

そのため、ホメオパシーでは病名が第一ではなく、あなたの訴えに真摯に耳を傾けることで、あなたを癒すこのとできるレメディを選ぶことができます。

レメディは、地球上にある自然のものを原料としています。

薬剤の副作用に心を痛めていたハーネマンは、レメディの作り方にも工夫をこらしたので、副作用なく妊婦さん、赤ちゃん、ご年配の方まで使うことができます。

不快な症状や目の前の課題は、あなたの体調を整え、人生のクオリティを高めるサインです。

ホメオパシーの専門家であるホメオパスは、どんなお話も、今のあなたを、ありのままに受け止めて、あなたの人生を丸ごと診ていきます。

 

私とホメオパシー

 「何を学んだのか」と、授業中によく質問されたことを思い出します。

最初は「昨日は○○というレメディを勉強しました」という回答をしていましたが、学長は「何をやったのかではなくて、そこから何を学びましたか?」と再度質問してくださいました。

そこで初めて「何を学んだのだろう…」と、自分が感じたものや得たものに目を向ける時間となり、この質問の回答の難しさを感じました。

ホメオパシースクールでは、この時間の繰り返しでした。

授業中に勉強させていただくケースから、クライアントさんの物事に反応する心の動きや、それに関連づけられる身体症状、源物質との関り、どこから病の元が生まれてくるのか等を学んでいきますが、同時に自分の価値観や偏見に気がつく時間でもありました。

意見交換する中で、これは同級生達にもあり、複数人で学ぶことの意味を知りました。

「その人を理解する、ということとは?」これを学んだと思います。

ホメオパシーでは、「裁かない温かな眼差し」として教わります。

日常では、どうしても個人の感情に任せてジャッジすることがあります。

けれど、その方の本当の苦しみはなんなのか、何に繰り返しつまづいているのか、「裁かない温かな眼差し」に立ち戻り、その方の内なる声によく耳を澄ますことを学びました。

クライアントさんと直接会うと、人生の物語に、顔色、声の大きさ、涙、笑いなども加味され、こちらの想像以上の生のエネルギーを受けることになります。

そこに共感が生まれることもあり、それがその方を見誤ることになることも臨床を通して学びました。

クライアントさんが経験している世界を理解するというのは、単なる共感とは全く別なもので、そう容易いことではありません。

レメディを見つける以前に、セッションさせていただく時にも自分自身の在り方は関係し、臨床の難しさだと感じています。

他者の理解ばかりではなく、自分への理解もまた永遠のテーマとして、今なお学び続けています。

ホメオパシーは、日本の伝統医学である漢方と似ている部分があり、日本人にとって馴染みのある療法、かつこれからの時代において(も)、最も癒しをもたらしてくれる療法であると確信しています。

ホメオパシーでは、人間が人間であるがゆえにもつ悩みについて創始者であるハーネマンにはじまり、心と身体のつながり、またその先にある個人の幸せについて各国のホメオパスによる研究や臨床データが200年以上も蓄積され現在もアップデートされ続けています。

ホメオパシーは身体の病を治すだけの療法ではありません。

個人とその周りを取りまく環境の調和を目指す療法です。

ぜひ、ホメオパシーsoraにご相談にいらしてください。

 

セッションについてはコチラ