副作用はないとは言っても、似たようなものを飲むということはいったんひどくなるのかな?
必ずしもひどくなるわけではありませんが、そういう経験をされる方もいらっしゃいます。
たいていの場合は数日から1週間程度様子を見ることで落ち着いてきます。
似たものとは、自分にとってとても近しいものなので、大きく揺り動かされることは間違いありません。ですが、身体症状として表現されるかどうか、どのような形で出るかは様々なパターンがございます。
治っていく時には方向性があり、それに則ったものなのか、そうでないのかはホメオパスは十分に学んでいますので、レメディや投与回数など再検討いたします。
症状の法則に沿ったものは、副作用ではなくその人の健康が再構築される場合に必要な過程です。
例えば、台所を片付けようと思って処分したり収納を考えようと思ってはじめたが、押し入れで使っていた収納ケースが良いことに気がつき、押し入れ片付ける羽目になってしまった。
一時、部屋の中は散乱するが、最終的には必要で気に入ったものだけを残し、スペースとライフスタイルにあったストレスのない空間を作ることができた。
というように、「全体を治療する」というのはこのようなイメージになります。
ホメオパシーの創始者であるハーネマンは、できるだけ患者さんに害のない方法で治っていってほしいということが何よりでした。
ハーネマンが生涯をかけて執筆していたホメオパシーの指南書『Organon』には以下のように書かれています。
§2
理想的な最高の治療とは、速やかに 穏やかに 持続的に 健康を回復させること。すなわち、はっきり理解できる根拠に従い、最も短期間で最も確実で最も無害な方法によって、患者の全体にわたり病気を取り払い根絶させることである。
レメディを取っている時に思わしくない反応がある場合はいつでもご相談いただけます。
治癒や症状の方向性については、実際にセルフケアなどでレメディを使っている方のための勉強会でレクチャーしていく予定です。(現在準備中です)