病名で判断せず、個人の症状に丁寧に対応していくのがホメオパシー。
ワクチン接種による腫れ、痛み、高熱などの症状を確実に取り除いていきます。とりわけホメオパシーの優れた点は、〈仕方がない症状〉までしっかり対応できるレメディが揃っています。
ホメオパシーでは、“予防接種後の不調”に使えるレメディーは104個もあります!
ワクチンを受け、腫れや痛みに使うレメディを選ぶために、どこに注目したらよいのかポイントを解説します!
ワクチンの影響でレメディを使う注意点
レメディのはたらきは、いわゆる「デトックス」という意味ではありません。
ワクチンには、そのはたらきの他にも添加物についても懸念されていますが、それらの毒出しではありません。
あくまでも、その人に何が起きたかのか、体はどうはたらいて、自ら症状を解決していくのかということになります。
「今、ここ」というのはホメオパシーでは、とても重要な要素です。
何かを悪者にして成敗するというのは、ホメオパシーの真意ではありません。
太字はレメディ選定のために必要な情報です。さらに詳しいポイントも解説していますのでご家庭でレメディを使う際にお役立てください!
症状を細かく尋ねる、観察する
ホメオパシーでは、同じような症状でも個人個人の特徴を聞く必要がありますね。
今回は「予防接種から発症」という原因はわかっています。その他にどんな症状があるのか聞いてみます。
- 注射部位から広がって、腫れて硬くなっている
- 時間が経つにつれてうっすら赤みを帯びてきた(熱い感じはない)
- 筋肉痛のように痛い(頻繁に痛いとは言っていない)
- 痛くてあまり動かしたくない
- 痛みが肩の方までおよんできた
- 摂取した方を下にして寝ていたら、夜中に起きてしまったので、痛い方を上にして寝た
けっこう特徴ありますね。
本当のところは「聞いた」のではなく、「勝手に喋ってくれた」内容です。勝手に喋るということは、相当気にしているんですね(笑)。
聞き流さないでメモしましょう。
世間話のようでも立派な症状を訴えていることがあります。記録しましょう。
特に注意して聞く、観察することは?
症状を聞いたり、観察する中で、
- “稀で” “奇妙で ” “変わっているもの” という個別性、この人だからこういう反応をするというものを選んでいきます。
- 原因となることがわかれば、それも判断材料にします。
- Mind(精神的なこと)も確認できればなお良し。
Mindは、その症状が出る前日や1週間くらいを目安に出来事や感情が乱れたこと等を中心に確認します。
今回は原因がはっきりわかる急性症状なので、目に見えている症状中心に選んでいきます。
ホメオパシーがワクチン後の腫れや痛みに使えるエビデンス
ホメオパシーでは、症状からレメディを検索する辞書があります。
たくさん出版されているのですが、今回私はSynthesis(シンセシス)という辞書を使って検索しました。とっても大きな辞書で、厚さは9cm、B5サイズノートとほぼ同じ、重さは…、片手では持てません!
現代は、コンピューターソフトとなりさくさくと検索できるばかりではなく、数冊の辞書やマテリアメディカ(レメディの教科書)が収められているシステムがあります。
家族の訴えや、観察から以下の症状をピックアップしました。
★
予防接種から発症
Generals VACCINATION; ailments after
腕が腫れている、硬い
Extremities SWELLING -Upper arms ・hard
注射部位が痛い
Extremities PAIN -Upper arms
動かしたくない
Extremities PAIN -Upper arms ・motion agg.
痛みが肩まで上がってきた
Extremities PAIN -Upper arms ・extending to: Shoulder
痛い方を下にしていたら目が覚めた
Sleep DISTURBED pain;by
誰かにとやかく言われるのイヤ!
Mind SENSITIVE -opinion of others; to the:
症状からレメディを検索する方法は、創始者のハーネマンから始まり、各国のホメオパス達が長年培ってきた有効なレメディのデータです。
各症状の中に、候補となるレメディが紐づいています。
数ある候補の中からどのレメディを選ぶ?
はずせない項目は、
痛い方を下にしていたら目が覚めた
Sleep DISTURBED pain;by
予防接種から発症
Generals VACCINATION; ailments after
毎年、数日間腫れて治りが遅いことがレメディを決める決定打になりました。
レメディの「エッセンス」「テーマ」「キーノート」と言われる代表的な症状にも注目!
まとめ
レメディは、自ら症状を解決していくためのスイッチです。ワクチンの排泄を促す意味ではありません。
世間話のようでも立派な症状を訴えていることがあります。記憶にとどめましょう。
Mindは、その症状が出る前日や1週間くらいを目安に出来事や感情が乱れたこと等を中心に確認します。
その症状に、なぜそのレメディが有効なのか、実際の臨床やプルービング情報(治験)のデータがまとめられてあり、エビデンスがしっかりある。
レメディの「エッセンス」「テーマ」「キーノート」と言われる代表的な症状にも注目!
今回使ったレメディは、Sil.(シリカ)。
セルフケアでは、実際に起きていることと本に書かれていることのニュアンスをつかめず、的確なレメディーに行きつけないこともあります。
そんな時は無理せずにホメオパスに聞いてみましょう。
2023年には、レメディをセルフケアで使用するための、気楽に参加できる勉強会を企画しています。
公式LINEから友だち追加して、案内をお待ちくださいね。